レディ・プレーヤー1 映画感想・ネタバレ 日本リスペクトで最高!
スピルバーグの最新作「レディ・プレーヤー1(原題:Ready Player One)」を観に行ってきました。メカゴジラ、ガンダム、スト2、AKIRA、三船敏郎などの日本作品から多くの登場人物が登場!バックトゥザフューチャーのデロリアンやアイアンジャイアントまで!アガること間違いなしでした!
ストーリー的にはVRワールド”OASIS”の所有権をかけて3つの鍵を手に入れるというストーリーで進んでいきます。
経営者と制作者との仲違いなどを絡めながら最後に鍵を手に入れるのは?という感じでテンポよく、スピルバーグらしい映画で楽しめました。
スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」が思いっきり出てくるので、観たことがない方は一度は観たことがいいです。
詳しくはネタバレで!
Contents
作品紹介・あらすじ
2045年。環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、世界は荒廃していた。そのため、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人口の大半はオアシスと呼ばれる仮想現実の世界に入り浸っていた。
オアシス内では現在、創始者であるジェームズ・ハリデーが亡き後流された遺言により、勝者にはオアシスの所有権と5000億ドル相当のハリデーの遺産が授与されるアノラック・ゲームが開催されていた。ハリデーがオアシス内に隠したとされるイースターエッグを探すエッグ・ハンター、通称ガンターが日々3つの鍵とそれを手にするための関門となるゲームに挑んでいた。
スラム住人の若者ウェイド・ワッツは勝者となるべく日々奮闘していたが、ゲームにはオアシスの管理権を欲する世界2位の大企業IOI社社長、ソレントが送りこんだ参加者もいた。ウェイドは第一の関門を突破するが彼の現実世界にも危険が及び、レジスタンスのアルテミスやオンライン仲間たちとともにソレントに立ち向かっていく。
出典:http://wwws.warnerbros.co.jp/readyplayerone/
キャスト
監督はスティーブン・スピルバーグ監督
脚本は「アベンジャーズ」や「インクレディブル・ハルク」のザック・ペンと原作者でもある「ファンボーイズ」や「ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバー」のアーネスト・クラインが担当
アーネスト・クライン(英語版)が2011年に発表した小説『ゲームウォーズ』を原作
- ウェイド・オーウェン・ワッツ / パーシヴァル / タイ・シェリダン(cv:KENN)
アバター名「パーシヴァル」はアーサー王伝説の円卓の騎士の一人の名前。
オハイオ州コロンバスに住む17歳の少年。両親を亡くし、トレーラートラックが詰まれた通称スタックパークの7階にある叔母の家で育つ。
イーストエッグハンター(通称:ガンター)としてオアシスで争奪戦に挑む。 - サマンサ・イヴリン・クック / アルテミス / オリヴィア・クック(cv:坂本真綾)
アバター名「アルテミス」はギリシャ神話に登場する狩猟・貞潔の女神。オアシス内では有名な”シクサーズ殺し”であり、有名なガンター。IOIからオアシスを守るため活動している。一つ目の鍵の試練でパーシヴァルに助けられ、それ以降パーシヴァルと協力する。 - ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー / アノラック / マーク・ライランス(cv:後藤哲夫)
アバター名「アノラック」は山岳登山などで利用されるフードつきの上着の意味。VRソーシャルシステム「オアシス」の創設者。オグデン・モローと共に会社を立ち上げ億万長者となった。
オアシスで行われるゲームの勝者に遺産とオアシスを譲るという遺言動画を、全ユーザーに向けて発信。瞬く間にイースターエッグ争奪戦が始まる。青春時代を過ごした80年代を愛しており、ゲームではそれが謎を解く鍵となっている。 - ヘレン・ハリス / エイチ(Aech) / リナ・ウェイス(cv:斉藤貴美子)
オアシス内ではパーシヴァルと親友。ラボには自分で製作中のアイアンジャイアントもあり、メカニックに強い。現実世界ではキャンピングカーに乗っている黒人の女性。 - トシロウ / ダイトウ / 森崎ウィン
アバター「ダイトウ」のモデルは三船敏郎。日本人のガンター。礼儀正しいトップクラスの戦闘能力を誇るガンター。 - ショウ / フィリップ・ツァオ(cv:松岡禎丞)
原作では日本人だが、多人種化を望むスピルバーグの意向で中国人に変更されている。中国人の少年ガンター。ダイトウと共に協力しながら攻略している。 - ノーラン・ソレント / ベン・メンデルソーン(cv:楠大典)
原作ではIOI役員だが、映画では社長となっている。世界的企業IOI(Innovative Online Industries)の責任者の一人。ハリデーの死後、オアシスを買収するためにシクサーズを従えゲームを進めていく。アバターのログインパスワードは「655321」。 - アイロック / T・J・ミラー(cv:佐藤せつじ)
原作ではウェイド達とゲームで競い合うライバルに過ぎなかったが、映画ではソレントに雇われてガンター殺しを行う。ソレントからパーシヴァルを始末するよう依頼を受ける一匹狼のガンター。 - オグデン・モロー / サイモン・ペグ(cv:山寺宏一)
ハリデーと青春時代を過ごし、彼と共にオアシスを創設する。
近年はハリデーとは距離をとっており、遠くからアノラックゲームの様子見をしていた。ハリデーとは違い、社交的なモローは会社の運営全般と担当していた。共通の女性キーラと3人で青春時代を過ごし、後に結婚している。 - シクサーズ
IOI社が率いるガンター集団。借金返済のため、会社から強要されて、人海戦術でイースターエッグを目指す。
全員が目のところにIOI社のロゴが表示されたヘルメットを被っている。名前の由来は全員6桁のIDナンバーを持っていることから「sixers」と他のガンターから呼ばれている。 - カレン・アンダーウッド / キーラ
オグデン・モローの妻 - フナーレ / ハナ・ジョン=カーメン(cv:茅野愛衣)
原作にはいないキャラクター。 - リック / ラルフ・アイネソン(cv:玄田哲章)
- アリス / スーザン・リンチ(cv:高島雅羅)
- レブ / レティーシャ・ライト
レディプレーヤー1 ネタバレ
仮想現実”オアシス”
2045年、環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、世界は荒廃していました。そのため、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人口の大半はジェームズ・ハリデーが開発した仮想現実”オアシス”と呼ばれる仮想現実の世界に入り浸っていました。
ウェイド・ワッツ(アバター:パーシヴァル)もオアシス”に入り浸ってログインしているプレイヤーであり、オハイオ州のコロンバスにあるトレーラーハウスに住んでいました。
ハリデーの遺言”アノラック・ゲーム”
オアシス内では創始者であるジェームズ・ハリデーが亡き後流された遺言により、勝者にはオアシスの所有権と5000億ドル相当のハリデーの遺産が授与されるアノラック・ゲームが開催されていました。ハリデーがオアシス内に隠したとされるイースターエッグを探すエッグ・ハンター、通称ガンターが日々3つの鍵とそれを手にするための関門となるゲームに挑んでいいました。
パーシヴァルも”オアシス”内の親友エイチとガンターとして、ゲームに参加していました。
このアノラック・ゲームは数年前に開催されたのにも関わらず難易度が高く誰も鍵を手に入れた人はいません。
しかし、1つ目の鍵の入手方法はみんなが知っており、それは乗り物レースで一番にゴールしたものが手に入るとされていました。その定期開催されるレースにガンターたちはこぞって参加します。
レースは常に変化し続けるとともに様々なトラップが仕掛けられ、恐竜やキングコングなどによって道を阻まれるために誰一人完走したことはありませんでした。
1つ目の鍵
パーシヴァルは愛車デロリアンに乗り、ゲーム内の親友のエイチと参加していました。そこには”オアシス”内の”シクサーズ殺し”として有名なアルテミスも参加していました。それに気づいたパーシヴァルはアルテミスに興味を惹かれます。そのレースで、アルテミスはAKIRAに登場する金田のバイクに乗っていました。
パーシヴァルとエイチはそのレースで順調にゴール直前まで行きますが、ゴール手前に待ち構えているキングコングに襲われて、ゴールまでたどり着けません、
パーシヴァルの後から来たアルテミスはコース下に隠れたキングコングに気づかずに進もうとするので、パーシヴァルが飛び乗ってアルテミスを止めます。バイクだけ飛び出し、下から現れたキングコングによってスクラップとなしました。
アルテミスは助かりましたが、乗っていた金田バイクは大破。パーシヴァルはアルテミスをメカ修理が得意なエイチのもとへ連れてきます。
パーシヴァルはアルテミスに「キングコングがいるからこのレースは絶対にゴールできないようになっている」と話すと「ハリデーはルール嫌いだから、そんなわけない」と返されます。
エイチによって、金田バイクは修理され、アルテミスはその場を去っていきました。
レース攻略
その日の夜、パーシヴァルは「ハリデーはルール嫌い」という言葉が気になって、ジェームズ・ハリデーの生涯の記録の大半が保存されている”ハリデー年鑑”という施設に向かいます。
パーシヴァルはそこでヒントを得る為、ハリデーのビジネスパートナーだったオグデン・モローの辞任に関する記録の部屋を見ることにします。
パーシヴァルは記録された会話で「もう後戻りできないんだ。」というモローにハリデーが「猛スピードで後ろに向かっちゃいけないのか?たまには後ろに向かって逆戻り。」と発言するハリデーの言葉をヒントにパーシヴァルは”レースを全力で逆走してみては?”という考えに至ります。
再びレースに参戦したパーシヴァル。スタートの合図でみんなが前方に走り抜けていく中、一番後ろに並んだパーシヴァルは自分だけ全力で逆戻りするのでした。
するとコースの道路が下側に開き、パーシヴァルはコースの裏側を走る裏ルートでゴールに向かっていくことができました。キングコングを始め、さまざまなコースに仕掛けられた罠を簡単に抜けていきます。
そのままパーシヴァルはゴール。現れたアノラックによって第一の鍵であるコッパー・キー(銅の鍵)と第二の鍵を得るためのヒントを手に入れます。
パーシヴァルが鍵を手に入れたことでゲームが開催されてから一度も誰の名前も刻まれることがなかったランキング掲示板にパーシヴァルの名前が一位として刻まれ、一躍有名人となりました。
それを見た”オアシス”のイースターエッグを狙う企業”IOI”の人々から目をつけられてしまいます。
”IOI”のノーラン・ソレントはパーシヴァルというアバターの特定と鍵を手に入れるため、アイロックという人物に始末させるように依頼するのでした。
パーシヴァルは第1のレースの攻略法をアルテミスに教えて、2位となります。エイチにも教えてエイチは3位に。エイチからダイトウに攻略法が伝わり、ダイトウはショウに教えて、3,4,5位はエイチ、ダイトウ、ショウという名前がランキングに表示されました。
ハイ・ファイブ
パーシヴァルは第1の鍵を手に入れたことにより、多額のボーナス賞金を手に入れ、時間を巻き戻すキューブ”ゼメキスキューブ”など様々な高価なアイテムを購入します。
ランキングは1位となり有名なガンターとなり、ゲーム内では有名人となりました。
さらにパーシヴァルのあとにゴールをしランニング上位となったアルテミス、エイチ、ダイトウ、ショウでランキング上位を独占し、「ハイ・ファイブ」と呼ばれるようになります。
このランキングに入ったことで、IOIの代表のノーラン・ソレントはアイロックにパーシヴァルを始末するよう依頼をしました。
25セントコイン
パーシヴァルはアルテミスとヒントを探しに、ハリデー年鑑を訪れます。
第1の鍵から得られた言葉から、ハリデーが愛していたモローの妻キーラに関連するのではないかと推測し、案内人に”オアシス”がリリースされる6日前の映像を再生させます。
ハリデーとモローがキーラ(カレン・アンダーウッド)とのデートについて会話をしている映像でした。
ハリデー記念館で”キーラ”と登場する映像はこの映像が最初で最後。パーシヴァルは、ハリデー年鑑にはキーラに関する記録はこの1つの動画しかないと言いきります。
案内人は「そんな筈はない。彼女はハリデーにとってとても重要な人だから。」と反論します。
「賭けてもいいよ。僕のコイン全部」とパーシヴァルは言い返し、案内人はカレン・アンダーウッドの記録を検索します。
結果、パーシヴァルの言う通り、この映像が最初で最後の映像でした。
案内人は「私の負けです」と言い、パーシヴァルに25セントのコインを渡します。
本名「ウェイド」を明かす
パーシヴァルとアルテミスは、夜に”ディストラクテッドグローブ”というダンスホールで待ち合わせます。
アルテミスがこの場所を選んだのは、このダンスホールがハリデーがキーラとのデート直後に作ったダンスホールだからでした。
その場所にソレントから依頼されパーシヴァルを調べているアイロックが到着し、パーシヴァルに盗聴器を仕掛けます。
そんな事とは知らないパーシヴァルは、気があうアルテミスに夢中で好意を寄せてしまっていました。
ダンス中、夢中になったパーシヴァルはアルテミスに自分の本名「ウェイド」を名乗ってしまいます。
さらにアルテミスに恋をしていることも伝えました。
その会話はアイロックに筒抜けでした。
アイロックからダンスホールにパーシヴァルがいることの報告を受けているソレントはIOIの部下をダンスホールに派遣しました。
ダンスホールの天井を突き破り、IOIの連中がパーシヴァルとアルテミスを襲います。
反撃する2人でしたが、数に押されて追いやられてしまいます。
そんなとき、パーシヴァルは賞金で買った”ゼメキスキューブ”を使用します。
その”ゼメキスキューブ”の効果は60秒間前に戻す効果があり、その間に逃げ切ります。
逃げるときにアルテミスは自分の父がIOIの徴収センターで死んだことを伝えます。リアルな世界に生きていないパーシヴァルには付き合ってられないと告げてさっていきました。
自宅が爆破される
盗聴していた「ウェイド」の本名からIOIに居場所がバレてしまいまっていました。
ウェイドにソレントから招待のメッセージが送られて、ウェイドにソレントはバーチャルで会話をします。
ソレントはウェイドに、莫大なお金を提供する代わりに、レースに勝ったらオアシスの運営権を渡せと、交換取引を申し出ます。
ウェイドはソレントの考えが、ハリデーの考えと外れていることでソレントに失望し、その取引を拒否します。
その会話の時にソレントのギアのパスワードを盗み見ました。
ソレントは、ウェイドの住んでいたコロンバスのコンテナハウスをドローンの爆弾で攻撃し、ウェイドの叔母とその彼氏を殺してしまいます。
ウェイドは家に戻ろうとする目の前で爆破されてしましました。
ウェイドは急いで自分のVR機材が置いている廃車に戻るところ、ウェイドも顔に入墨の入った男に誘拐されてしまいました。
捕まってしまったウェイドでしたが、誘拐したのはIOIではなく、アルテミスが所属する反乱軍でした。
アルテミスは本名のサマンサを名乗り、IOI社を倒そうとしている反乱軍の一員であることを明かします。
シャイニング
パーシヴァル、アルテミス、エイチ、ダイトウ、ショウの5人は、2つ目の鍵を探しにハリデー年鑑を訪れます。
「飛び込み損ねたシーン」、キーラと観た映画のことを「自分の作品を嫌う作者」からパーシヴァルはスタンリー・キューブリックの「シャイニング」であることに気づきます。
パーシヴァル達が映画館に入ると、「シャイニング」の世界の中に入りました。
シャイニングの世界では双子の少女や271号室のシャワーなどのシーンが登場します。仕掛けに襲われながらも、パーティ会場にたどり着きます。
パーティ会場では大量のメンヘムマンションのゾンビとキーラが踊っていました。
「飛び込めなかった」というヒントから、キーラにキスできなかったことを悔やんでいることに気づき、アルテミスは第2の鍵(翡翠の鍵)を手に入れました。
サマンサが捕まる
現実世界に戻り、3つの鍵のヒントから次の鍵を手に入れるため会話をしている2人。
反乱軍のアジトはIOIにより発見され、襲撃を受けます。
ウェイドはサマンサの力を借りて逃げますが、サマンサは捕まってしまいます。
サマンサはIOIの徴収センターで強制労働させられてしまいます。
ウェイドは、現実世界でのエイチやダイトウ、ショウと合流し、サマンサの救出を計画します。
ソレントたちは第3の鍵は惑星ドゥームにあることを突き止めます。
ソレントとアイロックは”オジュヴォックスの天球”により強力なバリアを内側から張り、誰も近づけないようにしてしまいます。
ウェイドはソレントのギアを盗み見したパスワードからソレントのアカウントを乗っ取り、サマンサを助けます。
”オジュヴォックスの天球”を解除するには内部から操作が必要と知ったサマンサは、脱出せずにオアシス内に留まることにしました。
ガンター vs IOI
ウェイドはエイチの運転する車からオアシスに入り、オアシス内のガンター達にIOIと戦うため惑星ドゥームに集結するように呼びかけます。
それにより多くのガンターたちドゥームに集結し、IOIとの戦闘が始まりました。
エイチはアイアン・ジャイアントを操作して、その戦闘に参加します。
サマンサは”オジュヴォックスの天球”に忍び寄り、バリア解除の呪文を唱えてバリアを解除します。
ガンダム vs メカゴジラ
「俺はガンダムでいく…」#レディプレ pic.twitter.com/i1TNwKDoFe
— TEN工場 (@TEN_FACTORY105) 2018年4月17日
ソレントはバリアが解除され、集まってくるガンターたちと戦うため、メカゴジラに変身します。
メカゴジラは強く、アイアン・ジャイアントも苦戦します。
ダイトウは上空の飛行機から登場し、「俺はガンダムでいく!」とガンダムに変身して戦います。
変身できる時間内に倒すことができませんでした。
最後はアルテミスが、メカゴジラのコックピットに手榴弾を放り込みソレントを倒します。
アイアン・ジャイアントもメカゴジラとの戦闘で力尽きますが、何とか自らを犠牲に橋になりパーシヴァルとショウは城に侵入します。
ATARI 2600「アドベンチャー」
アイロックに狙撃されますがショウの手裏剣で右腕を破壊し、第3の鍵である「ATARI 2600」のテレビゲーム「アドベンチャー」のプレイ部屋までたどり着きます。
パーシヴァルはゲームをクリアすることが正解ではなく、ゲームに隠されたイースター・エッグを見つける事が正解であると気づき、ゲームを始めようとしますがソレントとアイロックに襲われてしまいます。
スキを突いて反撃するパーシヴァル。
パーシヴァルの波動拳などの攻撃などでピンチになったソレントは、オアシスの全てのアバターを殺してしまう爆弾「カタクリスト」を使用します。
パーシヴァルはもちろん、ソレントやアイロック、そして全てのアバターが死んでしまいました。
全員が死に絶えてしまいました。
しかし、パーシヴァルは一度死んだものの、生き返りました。
本人も疑問でしたが、ハリデー年鑑の案内人の賭けでもらった25セントコインによって、復活したのでした。
生き残ったパーシヴァルは、無事に1人アドベンチャーをプレイし、3つ目の謎を解き、水晶の鍵を手に入れたのでした。
イースター・エッグ
3つの鍵を手に入れたパーシヴァルは、最後のゲートを開こうとします。
その様子は全世界にライブ配信され、気づいたソレントやIOI社が現実世界でウェイドの乗った車を妨害します。
建物の扉が開くとアノラックが現れ、5,000億円の遺産とオアシスの運営権を手に入れることができる契約書にサインするようにパーシヴァルに求めます。
しかしウェイドは署名する前にその署名の場面についてモローが会社を去る時と同じような場面であることに気づき、自分は同じ過ちを繰り返さないとして署名を拒否します。
それに対してハリデーのアバターはウェイドを試したことを明かし、ハリデー本人の姿のアバターに変化します。
さらに周りもハリデーが幼少期に過ごしていた部屋へと変わりました。
ゲームをする少年ハリデーを見ながら、ハリデー本人が登場します。
ハリデーはウェイドに対して部屋にある赤いボタンについての話をします。赤いボタンはオアシスのバックアップデータを消去するとともにオアシス自体も閉鎖されるという最後のボタンでした。
そのボタンはウェイド自身が本当にオアシスを閉鎖しなければならないという決定に対して正しいと思ったときに使用するものだと指定されます。
そしてハリデーは部屋の中にあるイースターエッグを探し出してウェイドに差し出します。
これによりウェイドはイースターエッグを手に入れることとなりました。
”オアシス”の運営権
現実世界ではウェイドは感動して涙を流しています。
そこにソレントが車に追いつき、ドアを開けて現れ、ウェイドを撃とうとしました。
しかし、ウェイドを見て銃で撃とうとはせずにその場を向き直り、駆け付けた警官によって連行されることになりました。
ウェイドの前にモローが現れ、オアシスの運営権が手に入る契約書と弁護士といったウェイドに今後必要な人たちを集めてやってきました。
ウェイドは、権利・財産などについてオアシスのゲームのハイ・ファイブのアルテミス、エイチ、ダイトウ、ショウトウの5人で分割することにしました。
またオグデンモローはウェイドたちに自分こそがハリデー年鑑で案内役をしていた人物の中身だと明かすとともに、25セントの給料でコンサルタントとして会社に入りました。
ソレントは逮捕され、IOI社は解散されます。
ウェイドは、「現実が一番リアルなんだ」というハリデーの言葉を受けて、火曜日と木曜日はオアシスを閉鎖し、みんなが現実でもっと時間を過ごすようにすることを推奨します。
ウェイドとサマンサは現実世界で恋人として結ばれて新たな生活を歩み始めました。
エンドロール後
エンドロール・スタッフロール後は何もありませんでした。
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ハリデーとモローはどうして仲違いしたの?
映画の中では仲違いをしたという結果でしか、明らかとなっていませんでしたが、原作では理由が明かされています。
オアシスの開発者であるジェームズ・ハリデーとビジネスパートナーでオアシスの広報宣伝を担当したオグデン・モロー。
2人はキーラに想いを寄せていました。
ハリデーはキーラとの映画デートで想いを伝えられず、後悔します(第2の鍵)。
オグデン・モローがキーラと付き合い初めていつしか婚約。
ハリデーとモローの距離が遠離れていきました。
そしてモローは株を売って去っていきました。
モロー自身はまたハルシドニア・インタラクティブという別の企業を立ち上げて子供向け教育ゲームソフトの開発につきました。
ジョブズとウォズニアックの関係に似てる
なんだか、ハリデーとモローの関係ってジョブズとウォズニアックの関係に似てる。
というか参考にしてるやろ。
- ”Macintosh”をプログラムしたウォズニアック
- ジョブズは一回Appleを退職して、ピクサー・アニメーション・スタジオを設立
- Appleに復帰してから基本給与として、年1米ドルしかもらってなかった
- ”オアシス”を開発したハリデー
- モローは退職して、教育ゲームソフトの開発
- 給料は25セント
作品中に登場したキャタクターは?
- ハーレイ・クイーン
- デスストローク(スレイド・ウィルソン)
- ガンダルフ(ロード・オブ・ザ・リング)
- アイアン・ジャイアント
- デロリアン(バック・トゥ・ザ・フューチャー)
- バットマン
- フレディ・クルーガー
- デューク ニュッケム
- 「特攻野郎Aチーム」のバン
- プリムス・フューリー
- ララ・クロフト
- 「AKIRA」の金田のバイク
- V8インターセプター(マッドマックス)
- ガンダム
- メカゴジラ
IOIとは?
世界で2番目の大企業であるインターネットプロバイダ関連の会社。
オアシス管理会社であるGSS(グレガリアスシミュレーションシステムズ)に次ぐ2番目の企業で、イースターエッグを手に入れて、第1位の企業を目指していました。
IOI内では料金を支払えない料金滞納者に強制労働させるための施設「徴収センター」、”オアシス”攻略のためのプレイヤー、ジェームズ・ハリデーの研究などの施設があり、イースターエッグの入手に向けて取り組んでいました。
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映画感想・まとめ
話の展開は少年ジャンプ的なストーリーで面白かった。
キャラクターも登場して、2回目も楽しめる細かい作りでした。
ハリデーは”オアシス”の権利をモローに渡したかったのかな?
3つの鍵、モローだったら簡単に解けるでしょ?
ハリデーは人付き合いが上手くないから、どうやって親友に”オアシス”の権利を渡そうとした結果がこの”アノラック・ゲーム”なのかも。
でもモローは挑戦せずに、ハリデー年鑑の案内人で終わりました。
どうして案内人で終わったのか分からないけど。
でもモローは自分がハリデーにとっての薔薇のつぼみとは気付いてなかったから、解けなかったかもしれないな。
スピルバーグから現実世界を生きるために必要なイースターエッグ探しを与えられた作品でした。
twitterまとめ
いいなと思うツイートをピックアップしました。
レディプレーヤーワン見てきたけど、ゲーム好きな人は絶対おもろいとおもう映画!スピルバーグ日本人好きすぎるやろ!オススメ
— ふわぽたいなり (@inarimushi) 2018年4月22日
レディプレーヤーワン、期待の10倍以上は面白かったわ
— なべ (@IL_BUMP_aE) 2018年4月22日
\圧 倒 的 存 在 感/
『レディ・プレイヤー1』予告映像で確認されたガンダムや春麗の他、本編ではなんと「けろけろけろっぴ」「バッドばつ丸」そして「ハローキティ」などの日本発信キャラクター達が多数登場!スピルバーグ監督による“隠し要素”をぜひ探してみてください!! #レディプレ pic.twitter.com/TtUC8zkFZp— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) 2018年4月21日
レディプレ観る人は観る前に何がなんでも「シャイニング」見てください。絶対死ぬ気で見なさい。 pic.twitter.com/Dc5Xc6qA68
— マッドなコーダイ (@Daikon_MAD) 2018年4月20日
お前らレディプレーヤーワン見に行ったか?ありゃあすげえ映画だぜ、映画好きゲーム好きにはたまんない映画No.1見なきゃ損。19世紀から20世紀までの世界が全部詰まってる。
スピルバーグはほんとすごい、ずっとこういう映画書きたかったんだろうな、今もなおチャレンジャー精神を忘れない、ほんと凄い— Hero (@he__ro__art) 2018年4月21日
レディプレーヤーワンは映画史に残る(残ってほしい)程の映画。現実と見紛う程の美麗CGは次世代映画と言って差支えないレベルと感じたし、現実と仮想世界で繰り広げられるある意味次元を超えたストーリー展開には映画に求めるあらゆる刺激がてんこ盛りの最高映画でした pic.twitter.com/Mz65MyqH2T
— it~そこでヨコヤマが見えたら終わり~ (@acerooooola) 2018年4月22日