B'z稲葉浩志が寄稿!津山市市勢要覧「Rock You Tsuyama」入手方法・レビュー
B'z稲葉浩志さんが寄稿したことで話題の津山市市勢要覧
2016年4月に発売した津山市市勢要覧。遅ればせながらゲットしました。市の刊行物であるため、在庫切れとなることはありません。なので、誰でも手に入れることができます。掲載している稲葉さんの記事は始めの見開きページのみです。
岡山県津山市出身のB'z稲葉浩志さん。実家のイナバ化粧品店や兄の働く和菓子屋の旬菓匠くらや、通っていた小学校、中学校、高校などは、津山市の観光スポットになっていること。さらに「稲葉浩志君のメモリアルロードマップ」が作られていたり、津山観光センターには「稲葉浩志君メモリアルロードコース」なども作られている。これらのことで津山市の知名度が上がったということで、津山市民栄誉賞を受賞しました。津山にある川崎八幡神社の外柵には寄進者として「B'z 稲葉浩志」と刻まれている石柱があります。たびたび津山に帰られているみたいで、B’z公式Facebookに川崎八幡神社前で稲葉さんが撮った写真も掲載されています。
入手方法
直接売店で購入する場合
津山市役所地下売店、津山観光センターで購入可能です。価格は300円。今の時期はもう店頭に並んでいないようで、お店の方に言えば出してもらえるみたいです。
郵送請求で購入する場合
別紙の手順書(『津山市 市勢要覧』郵送請求の方法)に沿って書類等を準備し、請求書・返信用封筒・購入代金を、津山市都市整備公社(津山市役所内)に送付する。
手順書のダウンロードや請求書(様式)のダウンロードはこちらから。
掲載内容
その昔、高校を卒業するまで、旅行も全く好きではなかった私にとっては、ほぼ津山だけが自分の世界でした。半分鎖国のようなものだったのかもしれません。
それで私は何をやっていたかというと、勉強とか部活とか恋愛みたいな事、それから音楽鑑賞という事になります。当時、津山市川崎の自宅でレコードを聴ける部屋は二階にあり、会したは化粧品を売っている店舗でした。窓を開けると目の前にはすぐ旧道(旧出雲街道)があり、友達が自転車に乗って行き来しているのがよく見えました。私は自分が兄の影響で、夢中になっている音楽をこの街の人々にも聞かせたい、聞かせるべきだと考え、ステレオのボリュームを自分の耳が耐えうる鍵の大きさまで上げ、窓も開けて家の内外に響き渡らせ、化粧品を買うお客さんや通行人から何かしたの反応があるのを待つ、という少し変わった習慣がありました。残念ながら反応のほとんどが階下で働く両親からの「やかましい!音を下げい!(父)」、「しずかにしなちゃい!(母)」という叱責で、私が期待していた「かっこいいの聴いてるね、こんなの聴いてる稲葉くんはほんとセンスがいいね。」のような賛美は皆無でした。それでもイギリスやアメリカなどからたってきたロックソングは津山のその部屋で毎日のように鳴らされ続け、親の怒鳴り声やセミの声や雪景色などと混ざり合い、独自の音楽体験となり、私の体に刻み込まれ血となり肉となりました。
大人になると、小さい時からもっといろんな場所に出かけていろんな人に出会っておけばよかったなんて思う事もありますが、うっすら都会(とりあえず東京)に憧れながらも街を出る事もなく、ロックを聴きまくり、ロックにとりつかれたまま少年時代を過ごし、ギターの達人である同級生に出会い、歌を歌い始め、それが基礎となって自分の歌のスタイルが培われたわけですから、もし突き詰めたいものがあれば出不精もそんなに悪いものじゃないかもしれません。
私は津山出身ですが、歌い手としての稲葉も「津山産」だと胸を張って言えます。
まとめ
稲葉さんはよくインタビューとかで昔は兄の影響で、エアロスミスやUFO、レッドツェッペリンを聴いていたと答えていましたが、ご両親に叱責を受けていたエピソードは初めて目にしたかも。高校を卒業するまで半分鎖国と掲載されていますが、最低1回は神戸に来ていたことがあるみたいです。私が参戦した稲葉さんのソロライブツアー「LIVE 2004 ~en~」の神戸のワールド記念ホールのMCで、高校時代、ファッション誌の街角のスナップ写真みたいな撮影が神戸であることを知った稲葉さんは津山からその写真を撮られに神戸に来ていたエピソードを話していました。
一度はイナバ化粧品店に訪れてみたいです。ブラマヨの小杉さんもよく行っているみたいで、イナバ化粧品店公式LINEの動画に稲葉ママと共に映っていました。津山に遊びに行ったらレポート書きます。