ゴーストバスターズ Ghostbusters(2016) 映画感想・総評・ネタバレ ズール?
ゴーストバスターズ Ghostbusters(2016)観てきました
あらすじ
コロンビア大学で教鞭をとっていた素粒子物理学博士のエリン・ギルバートは心霊現象を科学的に解明するための研究を行っていた。しかしある日、かつて自分が幽霊の実在を主張する本を書いていたことが明るみに出たせいで笑い者になってしまったばかりか、研究費を打ち切られてクビになってしまう。
大学での居場所を失ったエリンは本の共同執筆者であるアビー・イェーツと再会し、自らの知識と技術力を生かすべくある計画を打ち立てる。それは、街を襲う幽霊を自分たちの手で退治するというものだった。エリンは原子力エンジニアのジリアン・ホルツマン、地下鉄職員のパティ・トーランを仲間に加え、専門会社「ゴーストバスターズ」を設立し、幽霊退治に乗り出す。
コメディー映画で気になる吹き替え版と字幕版の違い
この作品はゴーストや光線の表現など3Dを存分に使用しているので3Dで観た方が楽しめるのと、3Dは字幕が追いづらいので、3Dの吹き替え版を観ました。
コメディー作品につきものなのが、吹き替えでジョークがどういう表現になるのか、間や言い方など違和感がないかとか気になっていました。が、全然気にならなかったです。主演の4人のうち2人を友近と渡辺直美が声優で参加しているのですが、注意して聞けば2人ってわかるけど、全然普通に聞けました。ただ、ホテルのフロント係の吹き替えの椿鬼奴は完全に椿鬼奴でした。(笑)
作品中にジョークにがほんとに多く出てくるのですが、実際、英語ではなんて言ってるんだろう?と気になりました。
おそらく吹き替え版のみ(もしかしたら字幕版も)だと思うのですが、最後のエンドロールに友近、渡辺直美、椿鬼奴、山崎静代が歌っているゴーストバスターズのテーマ曲を聴けます。
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感想
コメディ映画「SPY/スパイ」の映画監督ポール・フェイグが監督をつとめた主人公全員が女性という設定が話題の作品。
1984年公開のゴーストバスターズのリブート作品になります。単発の作品ならリメイク作品、シリーズ化を想定した作品はリブート作品というらしいです。
つまり続編もやるみたいです。ネタバレだけど、エンドロールの後にゴーストバスターズの研究室?で録音テープを聞いているシーンで「ズールって誰?」って発言するところで映画は終わりますので、ゴーストバスターズ1作目の「門の神ズール」「鍵の神ビンツ」「破壊の神ゴーザ」の話になりそうなのが予想できます。
リメイクなので監督、キャスト、物語も最初から作り直されています。なので初めて見る方にも楽しめる映画になっていますし、1984年のゴーストバスターズの出演者やゴーストも出てくるので、昔の作品を見た人も楽しめる作品になっています。
ちらっと出てくるキャスト
- ビル・マーレイ(前作:ピーター・ヴェンクマン博士役)
ゴーストバスターズ(1984、1987)で主演のビル・マーレイ(ピーター・ヴェンクマン博士役)は作品内で心霊現象研究家として出演しています。
結構なおじいちゃんになってました。出番の終わり方がそれあり?って感じでした。(笑) - ダン・エイクロイド(前作:レイモンド・スタンツ博士役)
終盤、エリン・ギルバートがゴーストが出てくる扉が開いたホテルへ向かうために止めたタクシーの運転手として登場。ほんとにちょい役。 - アーニー・ハドソン(前作:ウィンストン・ゼドモア役)
映画の最後、エンドロール前のシーン。葬儀屋をやっているパティの叔父さんとして登場。 - シガニー・ウィーバー(前作:「門の神・ズール」に取りつかれた ディナ・バレット役)
エンドロールの後のシーン。ホルツマンの師匠として登場。 - アニー・ポッツ(前作:ゴーストバスターズ受付嬢 ジャニーン・メルニッツ役)
ホテルのフロント係として登場。吹き替えの声優は椿鬼奴。 - オジーオズボーン
本人役で出演。
ちらっと出てくる旧作に出ていたゴースト
- スライマー
食欲旺盛な緑色のおばけ - マシュマロマン
ゴーストの扉が開いて、街中ゴーストだらけになったときに出来きました。アーミーナイフ強い(笑)
ネタバレあらすじ
素粒子物理学博士のエリン・ギルバートはかつて自分が幽霊の実在を主張する本を書いていたことが明るみに出たせいで大学の終身雇用の審査が危うくなる。
大学関係者(どういう役職か忘れました)にエリンへ屋敷にゴーストが出るらしいので調べて欲しいと話を持ちかけられる。
エリンは本の共同執筆者であるアビー・イェーツと再会し、アビーを大学関係者を紹介する。問題を解決するためにアビー、原子力エンジニアのジリアン・ホルツマンと一緒にゴーストが現れる屋敷に入る。
かつて亡くなった屋敷の主人の娘のゴーストが現れる。その一部始終をアビーは動画で撮っており、youtubeで話題となる。
エリンはその動画がきっかけで大学をクビになる
アビー、ホルツマンとともに専門会社「ゴーストバスターズ」を設立し、幽霊退治に乗り出す。
どこか抜けているケヴィン(マイティー・ソーを演じたクリス・エムズワース)が受付として雇われる。
地下鉄職員のレスリー・ジョーンズは職務中ある男に「終焉が訪れる」と告げられ、その男の後を追うと、ゴーストに遭遇する。
地下鉄でゴーストの目撃情報があると電話が入る。
目撃者であるレスリーとともに地下鉄に向かい、ゴーストを出現(イオン化)させていた装置を見つける。
ゴーストが出現し、ゴーストを捕らえる光線を出す武器で応戦するも、誤って走ってきた電車内にゴーストを入れてしまい、見失う。
レスリーが「ゴーストバスターズ」に加入。
ライブハウスでゴーストの目撃情報があると電話が入る。
開演中もライブ会場でゴーストを捕まえる。
ニュースで話題になり、ゴーストの出現情報が入ってくるようになる。
市長からデマではないと信じているが、表向きはデマとして公表すると告げられる。
ゴーストの目撃情報からゴーストラインで起きていることを突き止める。
ゴーストラインとはゴーストの力が集中するところで、ラインの交差するところは力を集めて扉を開くことができるらしい
ゴーストラインがホテルだとわかり、そこに向かう。
ホテルの従業員がこれまで装置を使いゴーストを出現させていたと突き止める。
ゴーストの扉を開く装置を使い、ニューヨークの街中を混乱?させることが目的だった。
ホテルの従業員は自害するが、ゴーストとなり、ケヴィンにとり憑く。
取り憑かれて操られたケヴィンはゴーストの扉を開く装置を起動させる。
多数のゴーストが街中に放たれ、混乱状態になり、
ゴーストバスターズが放たれたゴーストを退治する。
開かれた扉もゴーストバスターズの車ごと突っ込ませ、車に付けられた装置の力を使い、門を閉じる。
市長援助を得て、大きなゴーストバスターズの本部・研究室を手にいれる。
エンドロール後、ゴーストバスターズの研究室?でレスリーが録音テープを聞いているシーンで「ズールって誰?」と発言。
ズールって誰?
リブート作品って言ってしまっているので、おそらく続編はゴーストバスターズ1作目の「門の神ズール」「鍵の神ビンツ」「破壊の神ゴーザ」の話になりそうなのが予想できます。
まとめ
ゴーストバスターズ旧作のファンも楽しめる現代版のゴーストバスターズ!っていう印象でした。多彩な新しい武器が登場します!ガジェットの細かい作りに関心します。
ストーリーは予想できるわかりやすい展開が続くので、ノリもテンポも良かったです。
気軽に観に行くのに適した作品ですね。まさに夏休みなど時間に余裕があるときに、息抜きに観に行くといい映画です。