ドクター・ストレンジ 映画感想・ネタバレ 映像だけはスゴかった
ドクター・ストレンジ(原題:Doctor Strange)観てきました。初日に観に行ったけど、こんなに書くのが遅くなってしまった。記憶があいまい・・・
アベンジャーズシリーズの最新作。けどアベンジャーズシリーズ見てなくても全然話はわかります。インセプションみたいな映像が予告映像以上なので、4DXとかで観に行く価値のある映画だと思います。エンドロールのあとにも映像があるので、観に行く人は最後まで席を立たないことをお勧めします。
作品紹介・あらすじ
上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジ。突然の交通事故により、神の手を失った彼を甦らせたのは─魔術。指導者エンシェント・ワンのもと、過酷な修行をかさね人智を超えた力を手にしたストレンジだったが、世界を破滅へと導く闇の魔術の存在を知ったとき、彼は壮絶な魔術の戦いに巻きこまれてゆく。
しかし、“人を決して傷つけない”医者としての信念が、敵であってもその命を奪うことをためらわせる。
彼は、いかにして闇の魔術に立ち向かい、人々の命を救うのか?ドクター・ストレンジにしかできない、常識も次元も超えた戦いが始まる。
出典:http://marvel.disney.co.jp/movie/dr-strange.html
キャスト
- スティーブン・ストレンジ / ベネディクト・カンバーバッチ
天才神経外科医で自信家。
自動車事故で両腕に大怪我を負ってしまい、医師としては致命傷。両手を治すためにどんな病気も治す魔術師がネパールのカトマンズにいると聞きつけ、カトマンズへ向かう。
スチュアート・パーマーから送られた腕時計を大切に持っている。 - スチュアート・パーマー / レイチェル・マクアダムス
救命救急医。ドクター・ストレンジが唯一、心を許せる相手。
医者としてのドクター・ストレンジを尊敬し、友人として、仕事のチームとして信頼で結ばれていたが、事故後の荒廃していくストレンジの姿に打ちのめされ、彼のもとから立ち去る。 - モルド / キウェテル・イジョフォー
指導者エンシェント・ワンのもと、カマー・タージで魔術の修行を積む忠実な弟子。
敵とみなした者に対しては、その命を奪うことも厭わぬ、激しい気性を持つ。
闇のパワーの脅威を知っており、自然の秩序を乱す術への危惧を抱く彼は、好奇心の強いドクター・ストレンジを時にはクールにいましめることも。
良き兄弟子であり、友であり、戦いにおけるパートナー - ウォン / ベネディクト・ウォン
カマー・タージの荘厳なる図書館の守護者。
図書館には、長い時を超えて存在する、魔術の体得に必要となるあらゆる知識が並ぶ。
その膨大な蔵書に秘められている魔術の真理や禁断の秘術が、人類を脅かす者の手に渡らぬよう、命懸けで守っている。
修行中のドクター・ストレンジが読むべき本を見極めて助言をし、彼を導く、知恵ある誠実な男。 - エンシャント・ワン / ティルダ・スウィントン
カマー・タージの指導者。ドクター・ストレンジの師匠。ケルト人。
世界最強の魔術師に与えられる称号「ソーサラー・スプリーム」の継承者。500年くらい生きている。
原作ではチベット人の老人男性の魔術師。 - カエシリウス / マッツ・ミケルセン
闇の魔術に魅せられた魔術師。
かつてカマー・タージで修行を積んだ身でありながら、エンシェント・ワンに背く。 - ジョナサン・パングボーン
第7・8頸椎を損傷し、かつて下半身付随だったが、カマー・タージで修行し、歩けるようになった。
ネタバレ
天才外科医ドクター・ストレンジの交通事故
スティーブン・ストレンジは、自信家だが、腕は確かな天才医師。
ある日手術後に晩餐会に向かう途中で自動車事故を起こしてしまう。
一命は取り留めたものの、両手の神経はほとんど、損傷してしまい、痙攣する手で細かい動きができなくなってしまった。
あわゆる治療方法を試すが、うまくいかずに自暴自棄になってしまい、気にかけてくれるスチュアート・パーマーにもきつく当たってしまうストレンジ。
自分の貯金も底を付いてしまう。リハビリの担当医から下半身付随の車椅子の患者が奇跡的な回復を見せたという話を聞いて、その患者、ジョナサン・パングボーンに話を聞きにいく。カマー・タージで動けるようになったと聞く。
ネパールのカトマンズにあるカマー・タージへ向かう
ネパールのカトマンズに到着し、カマー・タージを探すストレンジ。
3人の男に絡まれ襲われるも助けてくれた黒人のモルドにカマー・タージへ案内される。
モルドからエンシェント・ワンという人から教えを請いていると教えられる。
ストレンジはカマー・タージでエンシェント・ワンに両手の治療をお願いするが、期待しているものではないと食ってかかる。
するとエンシェント・ワンはストレンジの魂を体から離れさせて見せて、宇宙や別の空間の世界を見せた。
新しい世界を見せられたストレンジは弟子入りを志願するが、エンシェント・ワンはかつての弟子であるカエシリウスが残酷さ、傲慢な態度で教えに背いた経験から追い払ってしまう。
悩むものの、モルドに促され、エンシェント・ワンはストレンジを弟子にする。
カマー・タージでの修行
エンシェント・ワンはストレンジに魔術を教える。
マルチバースに存在する別の次元からエネルギーを取り出し、呪文を唱える。盾や武器を取り出し、魔術を繰り出す。
魔術も医療と同様に勉強して身につけるものと熱心に魔術の勉強に励んだ。
読み込みが早く、図書館の守護のウォンから魔術の本をアドバイスをもらいながら勉強する。
エンシェント・ワンだけが立ち入る専用エリアにも案内され、カエシリウスがいくつかのページを持ち去ったカルオストロの本があるが、それには決して手を触れてはならないと教えられる。
エンシェント・ワンは、勉強熱心だが、成果が出ないストレンジに荒療治として、エベレストの頂上へスリングリングを使いゲートを作り、移動させる。
極寒の中、命の危機を感じるストレンジ。なんとか自分でスリングリングでゲートを作ることに成功し、カマー・タージへ戻ってきた。
アストラル体で幽体離脱し、体を休ましながら勉強に励む。
学習の早いストレンジにエンシェント・ワンはミラーディメンションを教える。
モルドはストレンジにレリックという魔法を閉じ込めた道具のトレーニングを受ける。
ある日の深夜、ストレンジはウォンのいない図書館で禁じられているカリオストロの書を読み、アガモットの眼を使い、時間を戻してカエシリウスに持ち去られたページを復元する。持ち去られていたページには「永遠の命」について書かれていた。
そこにモルドとウォンが駆けつける。
時間の操作は時間の裂け目が生まれ、空間パラドックスやタイムパラドックスが起きるとストレンジをしかりつける。
ウォンから世界の脅威について教えられる。
アベンジャーズが物理的な脅威から世界を守る一方で、我々は魔法の脅威から世界を守らなければならないと聞かされた。
さらに3つのサンクタムと言われる時空間のゲートについて教えられた。
世界には、ニューヨーク、ロンドン、香港の3つのサンクタムが存在し、それぞれが魔術師達によって守られているのだ。
その3つのサンクタムでドルマムというダークディメンション、ドルマムーの存在から守っているのだった。
カエシリウス達の襲撃
すると突然カマー・タージにカエシリウスが乱入してきた。
カマー・タージは3つのサンクタムと扉でつながっており、ストレンジとモルドはロンドンのサンクタムへと押し出された。
ストレンジは必死に戦い、カエシリウスの部下達を倒すと、カエシリウスと一対一になる。
上手く魔法を使えないストレンジは追いつめられるが、部屋に保管されていたレリックの一つ浮遊マントがストレンジを守り、近くの拘束具のレリックを使い、カエシリウスを拘束する。
動けなくなったカエシリウスはストレンジに、時間を超越するダークディメンションこそ、人間を真の幸福に導く目指すべきと語りかける。
ダークディメンションからドルマムーを召喚し、パワーを引き出そうというのだ。
また、エンシェント・ワンが不老長寿でいられるのも、彼女がダークディメンションから力を得ている何よりの証拠であり、彼女は偽善者だ告げる。
ストレンジが聞き入っていると、後ろからカエシリウスの弟子がストレンジに襲いかかり致命傷を負ってしまう。
ストレンジはギリギリでニューヨークのストレンジが勤務していた病院へテレポートし、クリスティーンの緊急手術を受ける。
クリスティーンの手術中、アストラルディメンションへと抜け出したストレンジは、病院内でカエシリウスの部下とアストラル体のまま戦い、倒すことに成功する。
変わり果てた姿のストレンジにど¥戸惑いを隠せないクリスティーンをほおっておいて、ストレンジは再びロンドンのサンクタムへと戻った。
ストレンジはモルドとエンシェント・ワンと合流し、ロンドンで何が起こったか報告する。
ロンドンのサンクタムが落ちてしまい、ニューヨークと香港のサンクタムでかろうじて結界を張っている状態。
エンシェント・ワンはストレンジにニューヨークのサンクタムを任せることにした。
人を殺してしまったことに後悔し、サンクタムを守ることを拒否するストレンジ。
ストレンジはエンシェント・ワンがダークディメンションから力を引き出していると問い詰めるが、はぐらかし、どこかに行ってしまった。
ストレンジはしょうがなくニューヨークのサンクタムを守ることになる。
そこに再び、カエシリウスが襲撃にやってくる。
カエシリウスが空間をねじ曲げようとするも、ストレンジは瞬時にミラーディメンションを作り、現実世界を守った。
ストレンジとモルドはカエシリウス達の追跡から逃げるが、追いつめられてしまう。
戦闘になるも、エンシェント・ワンが駆けつけ、カエシリウスとエンシェント・ワンの間で激しい戦闘が繰り広げられた。
しかし、最後にはエンシェント・ワンはカエシリウスにやられてしまい、ミラーディメンションを出て現実世界へと落下して瀕死の状態となってしまう。
ストレンジは重症のエンシェント・ワンを再び、勤めていた病院へ連れていき、オペをしようとしたが、エンシェント・ワンはアストラル体となって、離れた隣の部屋へ移動した。それを見たストレンジもアストラル体となって彼女を追った。
エンシェント・ワンが暗黒次元からパワーを得ているのは、破滅的な未来を救うためにやっていることだが、なんどやっても状況は良くならないと告げた。
さらにストレンジは良い行いをなし得る可能性を感じていると伝えた。
その可能性を閉ざしているのが、傲慢と恐れのせいで気づけていない、我より人、自分自身を救えるのは自分の内なる力であり、ストレンジにドルマムーを止めるように伝えた。
エンシェント・ワンが死ぬと、改めてストレンジはクリスティーンに謝罪と別れを告げ、スリングリングでゲートを開き、病院から去って行った。
ドルマムーとの駆け引き
香港のサンクタムでは、ウォンとカエシリウスの対決が始まっている。
ストレンジはカマー・タージに戻る。
モルドはエンシェント・ワンがダークディメンションから力を得ていたことを知り、失望している。
ストレンジはカエシリウスを止めるために協力してくれと説得し、二人で香港のサンクタムへ向かう。
二人が到着すると、すでに香港のサンクタムはダークディメンションに飲み込まれ始めていた。
ストレンジはアガモットの眼を使い、時間を戻し、街が破壊される前に戻した。
カエシリウスの時間を超越するという言葉でストレンジは思い立ち、ストレンジは浮遊マントでドルマムーの元に向かった。
ストレンジは、ダークディメンションに到達すると、アガモットの眼を使い、ストレンジとドルマムーを永遠に時間のループの中に閉じ込めた。
ドルマムーは、ストレンジを何度も殺しても同じ時間が繰り返されるだけだった。
ストレンジは、最終的にカエシリウス達の地球からの永久追放と引き換えに、ループの呪文を解除した。
カエシリウス達の体は粉々になり、ダークディメンションに取り込まれていった。
モルドは時間を操作してしまった報いは必ず受けることになる、一緒にはいられないと去ってしまう。
ストレンジはアガモットの眼を元にあった場所に戻す。
エンドロール後
ニューヨーク支部でストレンジと話すマイティソー。
この世界の存在を脅かしかねない人物のリストを作っているというストレンジ。ストレンジはソーの弟のロキもその対象と話す。
どうしてロキをニューヨークに連れてきたとソーに尋ねると、父オーディンを探しているというソー。
見つかればアスガルドに帰るというので、手を貸す約束をするストレンジ。
スタッフロール後
モルドは下半身付随だったが、魔術で治したジョナサン・パングボーンの元に現れ、を再び彼を下半身付随にする。
この世界は魔術師が多すぎると告げて去って行って終わり。
用語
わけわかないカタカナがいっぱい出てきましたので、まとめました。
アガモットの眼とは?
時間を操作することのできる道具。
インフィニティストーンとは?
アベンジャーズシリーズに出てくる特殊な力を持つ物体。
コズミックキューブ、エーテル、オーブ、マインドストーンそしてインフィニティストーン。
インフィニティストーンは時間を戻したり、進めたり、繰り返したり操ることができる。
ミラーディメンションとは?
外から感知できない世界。周りの世界に影響を及ぼさない空間。
修行や調査のときに使う。
戦闘時などミラーディメンションを作り、外部への影響を出さないようにする。
ストラル体とは?
魂のことかな
ストラルディメンションとは?
肉体と魂が離れた場所。
マルチバースとは?
無限の宇宙。終わりのない世界。暗黒の世界。
カリオストロの書とは?
時間の本。
ソーサラースプリームとは?
至高の魔術師。エンシェント・ワンの前任はアガモット。
スリングリングとは?
移動を可能にする入り口を作り出すリング。どこでもドアみたいなものを作れる。
レリックとは?
人間が使うには強すぎる魔術を閉じ込めている道具。扱う人間の負担を軽くする。
リビングトライブナウスタッフとは?
レリックの武器の一つ。
ボルティングブーツとは?
空間を自由に歩けるレリック。
浮遊マントとは?
気難しい性格のマント。ストレンジになるいている。
マントを羽織ると空を飛べるようになる。
ドルマムー
ダームディメンションに存在する。無限の力を持ち、とどまるところを知らない。全ての宇宙に手を広げダークディメンションに取り込もうとしている。
映画の中で出てきた音楽とは?
feel so good / チャック・マンジョーネ
77年発売。手術中にチャレンジタイムだと、クイズに出された音楽。
Interstellar Overdrive / ピンク・フロイド
ストレンジが学会へ向かうときに車で聞いていた音楽
感想
ドクター・ストレンジは自信家で天才なところはアベンジャーズのトニー・スタークに似ているキャラクターです。
結局時間を操作して解決させたりするのが、ちょっと都合いいなと感じました。
終盤にパングボーンは魔術で次元を取り込むことで歩いていたと説明があったけど、エンシャント・ワンみたいなことやってたの?ダークディメンションから力を取り込んでたの?いまいちわからなかったけど、それってエンシャント・ワン並みのことをしてたってことか?いいのそんなので。
アストラル体のときも現実世界に物動かしたり、影響を与えていたりしてちょっと矛盾。
ただ映像は迫力があって3Dや4DXで見る価値がある映画でした。
まとめ
ドクター・ストレンジの自己紹介映画、顔見せ映画って感じの印象です。
エンドロール後でマイティーソーがロキ、ストレンジと協力して、父親のオーディーン探しをするって話していたので、次回作はそういう話になるのかな。
そこにモルドが絡んでくるって感じでしょうか。期待したいですね。
twitterまとめ
いいなと思うツイートをピックアップしました。
マントはストレンジ先生がお好き。 pic.twitter.com/Mg6rjyLRLW
— 鬼丸 (@onimaronion) 2017年2月2日
ストレンジ用スリングリング原型完成〜
次にシリコンで型を作ります(^^)
んー…しかし疲れたから明日にしようか悩み中www pic.twitter.com/xSAVOtXotc— EDGE-中隊長 (@ECAPT1) 2017年2月2日