X-MEN:アポカリプス X-Men: Apocalypse 映画感想・総評・ネタバレ
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」から新しいX-MENシリーズがはじまり、2作目「X-MEN:フューチャー&パスト」に続いての新シリーズ3作目にあたります。シリーズ通算では9作目。長く続いてて昔の作品はほぼ憶えてないですね、、、
2時間くらいある作品。まあまあよかったかな。こういう映画は脚本とか話の展開で面白いっていうものではないです。(笑)
観ててスカッとしたいとか、シリーズのファンが観るのがいい映画です。あまり興味のない人は後からシリーズを通して観るといいかも。
今ならスマホで前作のフューチャー&パストが無料で観れるシリアルコードの描かれたカードが劇場でもらえるので、本作を観終わってから前作を観るのもオススメです!
「X-MEN:アポカリプス」では「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」に登場した人物との再会、そして時系列的には「X-MEN:フューチャー&パスト」の1973年から数年後の1983年の話になるので、この2つの作品を復習をしておくことをお勧めします。
ミスティーク(青い肌の変身する能力の女性:ジェニファー・ローレンス)がヒーロー扱いされているので、前作を覚えてないと何があったの?ってなります。昔のX-MENシリーズやデッドプールなどのスピンオフ作品の時代よりも時系列的には前の話だと思います。
サイクロップスやストーム、ジーンの若いころも出てくるし、ローガン(ウルヴァリン)もちょこっとだけど出てきます。ファンには嬉しいですね。
Contents
ちょっと前作の振り返り
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ではクラウス・シュミット(セバスチャン・ショウ)率いるヘルファイア・クラブがミュータントのための世界を作ろうとし、米ソ両軍の背後で暗躍することで、キューバ危機を引き起こす。
それをチャールズ・エグゼビ(プロフェッサーX)、エリック・レーンシャー(マグニートー)などと、CIAエージェントのモイラ・マクタガートが協力して解決する話です。
それを通じてチャールズとモイラが親しい関係になるが、最後はモイラや秘密を守るため?にチャールズと出会った数日間をモイラの記憶から消します。
「X-MEN:フューチャー&パスト」
「X-MEN:フューチャー&パスト」では終盤、ホワイトハウスで行われる対ミュータント兵器センチネルの発表会でエリック・レーンシャー(マグニートー)が会場を襲撃した際に、アメリカ大統領を殺害する場面をレイヴン・ダークホルム(ミスティーク)が防ぎます。
その場面が世界中にTVカメラで放映されていたこともあり、レイヴン・ダークホルム(ミスティーク)はミュータントの間でミュータントの暴走?をとめた英雄、ヒーロー的存在になります。
ローガン(ウルヴァリン)はエリック・レーンシャー(マグニートー)によって鉄骨を体に埋められて川に飛ばされちゃうけど、レイヴン・ダークホルム(ミスティーク)扮する軍人のストライカーによって川から引き上げられるシーンで終わります。ミスティークに助けてもらえたと思ってたけど、、アポカリプス観てビックリ(笑)
ネタバレ
「X-MEN:フューチャー&パスト」から10年後
1983年、人類の文明誕生以前からミュータントの力を使い、神として世界を支配していたアポカリプスが、数千年の眠りから目を覚ます。
人類の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、世界に新たな秩序をもたらすため、マグニートーらを従え、世界の破滅を計画。
プロフェッサーXやミスティークらが率いるX-MENたちは、アポカリプスの企みを阻止するため立ち上がる。
っていう展開なんですが、このアポカリプスというのは他の能力をもつミュータントに魂を移してその能力を蓄積していくミュータント。
様々な能力があり、空間を移動する能力、物や人を砂に変えたり、その砂からピラミッドを作ったりする能力、黙示録の四騎士と称した4人のミュータントの能力を強くさせる能力、映画の冒頭で傷を治すウルヴァリンのような能力も手に入れます。
その四騎士の中には若いころストームの姿もあります。
ホワイトハウスでの襲撃からエリック・レーンシャー(マグニートー)は誰にも捕まることなく、姿を消し、故郷のドイツで鉄鋼工場?みたいなところで働きながら奥さんと娘さんの3人でひっそりと暮らしていました。ですが、能力がばれ、連行しに来たドイツ軍との事故で奥さんと娘がなくなり、ドイツ軍を全員殺してしまします。
プロフェッサーXはセレブロを使い、マグニートーを探すが、アポカリプスに気づかれ、プロフェッサーXは操られてしまいます。
アポカリプスはプロフェッサーXの能力を使い、兵隊を操り世界の核爆弾を宇宙へと放ってしまいます。
そしてアポカリプスは空間を移動してきて、プロフェッサーXを拉致します。
アメリカ軍はミュータントを捕えようと、プロフェッサーXの屋敷に向かい、ミスティーク、ハンク、マグニートーの息子であるフラッシュみたいに高速に動けるクイックシルバー、ファースト・ジェネレーションに出てきたCIAエージェントのモイラは軍隊に捕えられます。
サイクロップス、ナイトクローラー、ジーンは助けるためミスティーク達の乗せれれたヘリコプターにこっそり乗り込みます。
軍隊の収容施設に着いてから、サイクロップス達はミスティーク達を探す途中に洗脳され、アダマンチウムを流し込まれたあとのローガン(ウルヴァリン)に遭遇します。
正気を失っているウルヴァリンは暴れまわりながら兵隊を殺しまくります。
ジーンによって、洗脳されたウルヴァリンは断片化された記憶の一部を直してもらいます。そのままウルヴァリンは施設の外へ逃走。
サイクロップス達はミスティーク達を助けてます。
ウルヴァリンは前作のフューチャー&パストではミスティークに助けられたのに、どうして軍隊に捕らえられているのか謎。
アポカリプスはマグニートーの能力を覚醒させ、地球の磁場を操り破壊しようと企てます。
そして、人の頭に入れるプロフェッサーXの能力があれば全人類を操れるのに目をつけ、アポカリプスはプロフェッサーXの体に魂を移す儀式を行おうとします。
それを阻止しようと、ミスティークを中心に、サイクロップス、クイックシルバー、ハンク、ジーン、ナイトクローラー、そしてファースト・ジェネレーションに出てきたCIAエージェントのモイラと立ち向かいます。
そして黙示録の四騎士とX-MENは戦うことになり、魂を移す儀式は中断させられます。
プロフェッサーXはアポカリプスの頭の中へ入り、倒そうとするも、逆にやられるが、ジーンの力によって倒されます。
黙示録の四騎士の一人、マグニートーはミスティークに説得され、鉄の羽を生やしたエンジェルは倒され、ストームは仲間になり、刀使いのサイロックはどこかに姿を消してしまいます。
そしてマグニートーはプロフェッサーXの元を去り、プロフェッサーX、ミスティークはX-MENの養成に力を注いでいくシーンで終わります。
まとめ
X-MENの主要な人物がこの作品で揃います。サイクロップス、ストーム、ジーン、ウルヴァリンなど。
これではじめのシリーズのX-MENの話に繋がっていく展開になるのかなーという感じですね。
この作品を見た後にX-MENシリーズを始めから見てみても面白いかなと感じました。
今後わかっている展開されていく作品はウルヴァリンのスピンオフ映画第3弾、ガンビット(トランプ投げるやつ)、ウルヴァリンやデッドプールが出てくるX-Forceなど。
アベンジャーズとかアメコミ系の映画はシリーズ通したり、作品通しの横のつながりとか全部観てないと気づかないことや十分楽しめなかったりもするので、観る方も大変だけど、楽しみですね。今後の展開期待しましょう。