RX-8車載用ウーファー取り付け・配線方法と注意点(TS-WX120A)
RX-8に車載用ウーファー(ウーハー)を取り付けたときの配線方法と注意点をまとめました。 取り付けたのはカロッツェリア(パイオニア) のTS-WX120Aです。小さいので、後部座席の足元に置いておけるサイズです。
Contents
必要な工具
- 電工ペンチ
- ドライバー
- M12のサイズのスパナ(リアシートの取り外しのときに使用)
- ギボシ端子(オス・メス)×4組
- 電源ケーブル(バッ直(バッテリーから直接電源を取る)をする場合)
- 丸型端子(バッ直(バッテリーから直接電源を取る)をする場合)
取り付け手順・配線方法
取り付ける上で大まかな手順は下記の通りです。 1.と5.のバッテリーの手順説明は省きます。 バッテリーを外したときの復旧手順はこちらにまとめています。
- バッテリーのマイナス端子を外す
- スピーカーケーブルの配線を分岐して、配線を取る
- 電源を取る
- アース(ボディアース)を取る
- バッテリーのマイナス端子を接続
スピーカーケーブルの配線を分岐して、配線を取る
リアシートを外して、リアスピーカーのオーディオケーブルから分岐させました。 写真はリアスピーカー(左)のオーディオケーブルを切断し、ギボシ端子を電工ペンチで取り付け加工を行いました。取り付けた端子に、製品に付属している分岐用のケーブルを接続してオーディオ配線を接続します。 リアスピーカー(右)も同様に分岐させて、オーディオ配線を取ります。 写真のリアスピーカー(左)はピンクの線がプラスで、紫の線がマイナス。 リアスピーカー(右)はうろ覚えですが、緑の線がプラス、もう片方がマイナスだったと思います。 ギボシ端子をプラス・マイナスを間違えないように注意です。 リアスピーカーから出ているケーブルは短いので、見えているケーブルの真ん中あたりを切断してからギボシ端子を取り付けたほうがいいです。そうでないと端子が付けにくくなります。 リアシートの外し方はこちらにまとめました。 ギボシ端子の取り付けはエーモンのHPにわかりやすく書いていますので、そちらを参照。
電源を配線する
室内ヒューズボックス
位置 | 表示 | 容量 | 保護装置 |
---|---|---|---|
1 | CIGAR | 15A | シガーライター |
2 | ACC | 7.5A | オーディオ、電動ミラー |
3 | OUTLET | 15A | 電源ソケット |
4 | A/C | 7.5A | エアコン |
5 | METER | 10A | メーター |
6 | — | — | — |
7 | SPARE | — | — |
8 | SPARE | — | — |
9 | M.DEF | — | — |
10 | DSC | 7.5A | ステアリングアングルセンサー |
11 | AUDIO | 25A | オーディオ(Bose®サラウンドシステム装備車) |
12 | D.LOCK | 30A | パワードアロック |
13 | OUTLET | — | — |
14 | ROOM | 15A | ルームランプ |
15 | SPARE | — | — |
16 | SPARE | — | — |
ウーファー本体の電源
取扱説明書には「10A以上確保できる常時供給電源に配線してください。」との記載がありますので、ヒューズボックスの位置:「11」に付属の電源ケーブルを接続します。 はじめはこのヒューズボックス「11」から電源を配線しましたが、音が小さかったです。 なので、バッテリーから直接電源を取りました。 エンジンルームから運転席の足元の穴から配線して、サイドステップの中を這わせました。 電源に使用するケーブルは電源ケーズル用の太めのサイズ(ウーファーの消費電力は150Wなので、約200W以下まで対応の2.0sq)を選びましょう。 結果、音が大きくなりましたが、オルタネータノイズでアイドリング中もドドドドと音がなるので、オーディオテクニカ(audio-technica) ラインノイズフィルター AT-NF200をかませてノイズを消しています。
システムコントロール用の電源(青白ストライプ)
室内のヒューズボックスのACC電源からとりました。 上の番号でいうと「2」です。
ヒューズボックスでも常時供給電源から取ってしまうと、キーを抜いた状態でもずっとウーファーの電源が入っている状態になるので、ACC電源などキーを回した時に入る電源から取るようにしてください。
アース(ボディアース)を取る
ウーファー本体のアース
アースはリアシートを外したときみ見えるボルトをボディアースにしました。
システムコントロール用の電源(青白ストライプ)のアース
ヒューズボックスのカバーあけたときに見える近くのネジをボディアースにしました。
まとめ
サブウーファー(ウーハー)の取り付けは思っていたよりも面倒でした。 ギボシ端子つけるところなんて慣れない作業だったので、車屋にお願いしたほうが楽だったなーと今では思います(笑) 面倒でしたが、取り付けたはいいものの、電源をヒューズボックスから取っているせいで、音が小さくウーファーの意味をなしていませんでした。 しょうがなく、エンジンルームのバッテリーから直接電源を配線しました。 そしたら今度はオルタネータノイズの問題が出てくる始末。 ボディアースの場所が悪かったのかと思いましたが、手間がかかりそうなので、ノイズフィルターを間に経由させて対策しました。 ほんと面倒でした。 ちなみにスピーカーケーブルの分岐は、ギボシ端子で分岐しなくてもカロッツェリア(パイオニア) RCAピンケーブル CD-051を使用する方法もあります。 小型のサブウーファーの割にはそこそこの大きさの音が鳴ります。 ちょっと物足りないのでもっと大きいの買おうか、今悩んでいます。 もしかしたらスピーカーラインから分岐させてるのが悪いのかもわかりません。RCA接続をすれば改善されるのかな。
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